投資知識

FXで大衆心理を読み解く3つの方法|FXで負けないための戦略の立て方

FXに限ることなく、基本的にチャートの存在する金融市場であればその相場に参加している相場参加者がいて、その人たちの心理によってチャートは形成されています。
 
そのため、FXで買って利益を得るためには、チャートを形成する市場参加者の心理を理解して読めるようになることが本質的でかつ最短ルートなのです!
 
大衆心理を学ばずにエントリーポイントのみを探そうとしていては、いつまでたっても負け組トレーダーから抜け出すことはできません。
 
一生養分です。あなたも大衆心理を理解できるようになり、9割の負け組トレーダーから脱出し、1割の勝ち組トレーダーになりましょう!
 
しかし、大衆心理を読むといっても大衆心理とはどういったものがあるのか?
 
大衆心理を読めるようになってもどのようにトレードに組み込んでいったらいいのかなんてわかりませんよね?
 
そこで今回は、FXにおける大衆心理とは何か?大衆心理を読み解きトレードに活かす3つの方法について解説していきます。かなり濃い内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
 

大衆心理とは

大衆心理とは、FXではその名の通り、為替市場に参入しているトレーダーの心理状態のことを表します。FXの相場を動かしているのはトレーダーの心理であり、その心理状態を表した結果チャートが形成されているのです。
 
特にFXで勝ち続けるために大切なのはエントリーポイントではなく、そのエントリーポイントに至るまでの思考プロセスです。その思考プロセスを理解するためにFXでは特に大衆心理を読み取る事が重要になってきます。
 

大衆心理を読み解く3つの方法

 

方法①プロスペクト理論の理解

プロスペクト理論とは、心理学で有名ですが、実は行動経済学の一種です。
 
人間の行動原理になる考え方がプロスペクト理論を理解することで客観的に知ることができるので、トレードにも役立てることができるようになります。
 
プロスペクト理論とは簡単に言うと、「利益を前にすれば確実に取れる利益を取り、リスクを前にすればそのすべてを回避しようとする」人間の本質的な部分の考え方になります。
 
例えば、10万円を獲得した時と失ったときで比べてみます。同じ金額でも実は、損失したときの方が感情が大きく動きます。
 
FXでいうと、10万円の利益を狙ってトレードしているとします。勝てるトレーダーはきちんと損切りを行い、10万円で損切りしたとします。
 
しかし、負けてしまうトレーダーはこの損切設定をすることができず、損失がどこかで好転するであろうといった期待をしてしまうことが頻繁にあります。
 
+10万円になれば決済できるのに、-10万円になると決済できないといった考えがあるため、合理性に欠けるトレーダーが負けてしまうのです。
 
このときの大小関係は「損大利小」と呼ばれています。同じ金額なのに感覚では利益と損失で比べたときに感じ方が変わってしまうのです。
 
なので、本能のまま感覚でトレードしてしまっては利益を得るトレードのはずが損失を取り返すためのトレードスタイルになってしまいます。
 
FXで合理的で理想的なトレードをするために感情的にならず、プロスペクト理論を理解したトレードを行うことが重要です。
 

方法②トレーダーの心理状態を考えてみる

チャートから大衆倫理を読み解くコツとして、トレーダーの心理状態を考えることがかなり重要です。
特に
 

  • 買っている人の心理状態
  • 売っている人の心理状態

 
を考えることで、大衆心理をトレードに活かすことができるようになります。
 
そして考える際に重要なことは、一歩引いたところから俯瞰してチャートを見ることです。
 
どうしても自分でエントリーしようと思って実際にトレードをしていると、目線が近くなって視野が狭くなってしまいます。
 
この状態に陥ってしまうと、エントリーポイントが来たとしてもなぜそのエントリーポイントが来たのかという思考プロセスを理解せずに感覚だけでトレードをしてしまうことになります。
 
感覚だけでのエントリーを続けてしまうと上達もしないですし、後から振り返るとどうしてこんなところでエントリーしたんだ?というようなポイントでエントリーしてしまう羽目になります。
 
 俯瞰して

  • 買い(売り)の人はどこでエントリーしている?
  • 損切りはどこ?
  • 離隔はどこ?

といった視点でエントリーする前のポジションを持っていない段階で

  • 売りの場合
  • 買いの場合
  • スルーする場合

とそれぞれシナリオを立ててエントリーチャンスをうかがいましょう。
 
トレーダーの心理状態を考えてみる例えば上昇トレンドの後大きく値を下げている場面のチャートでは、どのような大衆心理が働いているのでしょうか? 
 
まずこの場面では上昇トレンドが続いているので、勝っている人が多くいますよね。そして買っている人は「いつ利確をしようか」と考えています。
 
しかし、利益はなるべく伸ばしたいので、反転サインが出たら利確しようと考えています。そしてそのポイントが上のチャートの下落が始まっているところです。
 
強めの下落を見ると、買いポジションを持っている人たちの心理は、「早く利確したい」と考えるはずです。
 
そのため、一気に利確が始まるのでさらに大きく値を下げる要因となります。
 
また、売っている人の気持ちも考えてみましょう。
 
下落トレンドが続いていて、底値圏でダブルボトムができている相場を例に挙げます。下落のトレンドが続いているという時点で売っている人が多いことは分かりますね。
 
注目するべきは、ダブルボトムです。
 
ダブルボトムによって、売っている人の大衆心理が一気に決済する方向へと変わるのです。
 
理由は、安値更新をした後に、もう一度安値更新を目指しています。
 
しかし、安値更新に失敗し、大きい下ひげをつけています。
 
以上より、売っている人たちは「安値更新に失敗したから反転しそうだな」と考え、徐々に決済行動をとり始めます。

このようにして

  • 買ってている人の心理状態
  • 売っている人の心理状態

 
がチャートの裏に隠れていると思って考えて相場を読んでいくことで、大衆心理を理解していけるようになります。
 
もちろんいきなりはできないので、何度もTry&Errorを繰り返りながらマスターしていきましょう。
 

方法③エントリーと逆に動くことを常に念頭に置く

度トレードしても逆行して勝てないといった経験をあなたも経験したことがあるのではないでしょうか?
 
買ったときに下がり、売ったときに上がり含み損…
 
誰かに自分のエントリーポイントを見られているのではないかといった錯覚に陥るトレーダーも少なくないでしょう。
 
しかし、相場は上がるか下がるかの2択であることに変わりはありません。
 
分かりやすいブレイクポイントで素直にトレンド方向にブレイクする場合ももちろんあります。
 
しかし、きれいなポイントほど注意が必要です。
 
機関投資家の存在です。
 
機関投資家は大衆心理を利用したトレードを行うことが往々にしてあります。
 
誰が見てもわかるような典型的なポイントは機関投資家にとっては大量の魚がエサに一気にかかる大チャンスと言え、十分に引き付けた後で逆の値動きを演出し、一気に大量の魚を捕獲しとめるわけです。
 
そのため、一度のチャンスにすべてをかけるようなギャンブルトレードは絶対にやめましょう。
 
その時にシナリオ通りにうまくいかずとも、次回再びトレードチャンスは訪れます。
 
1度のトレードのミスで多くの損失を出し、再起不能に陥らないようにするために、常にエントリーと逆に相場が動くことを想定して損切りを入れながらトレードを行っていきましょう。
 

まとめ

FXにおける大衆心理の理解はできたのではないでしょうか?
 
FXを行う際には人間の心理を考えることがかなり大切になってきます。
 
根本の行動経済学的な考え方であるプロスペクト理論をしっかりと理解して、チャートの裏側に隠れるトレーダーたちの心理状態を念頭に置いて感覚ではなく合理的にトレードを行っていきましょう!
 
遠回りに見えてしまいますが、「急がば回れ」勝ち組トレーダーになるために日々精進していきましょう!
 
それでは今回の記事の内容を踏まえたうえで、過去チャートでいいのでレンジブレイクしているところを探してみて、その裏に隠れる心理状態を考えてみてください!
 
新しい視点でチャートを読むことができるようになっていると思いますよ!