投資知識

順張り逆張りにも使える万能FX分析指標『エンベロープ』を徹底解説!

順張り逆張りにも使える万能FX分析指標『エンベロープ』を徹底解説!
カトエル
カトエル

にいさーん!

加藤エル兄
加藤エル兄

どうしたカトエル?

カトエル
カトエル

この前教えてくれた「移動平均線の乖離率」で出てきたエンベロープってインジケーターについて知りたいんだ!

加藤エル兄
加藤エル兄

そうか!わかった!

エンベロープはトレンド系の指標なのにも関わらず、相場の買われすぎや売られすぎを判断するためのテクニカル指標なんだよ!

カトエル
カトエル

そうなんだ!

ちなみにエンベロープを使った取引手法も教えて!

加藤エル兄
加藤エル兄

欲張りだなぁ〜

わかった!じゃあ今回はエンベロープについて徹底的に教え込むね!

カトエル
カトエル

ヒェ〜…

順張り逆張りにも使える万能FX分析指標『エンベロープ』を徹底解説!

FXではテクニカル指標を組み合わせて、テクニカル分析を行わなければいけません。

ですが、世界には数多くのテクニカル指標が出回っており、初心者の方はどれをチャートに設定していいかわからないと思います。

数あるテクニカル指標の中でも、今回はスキャルピング手法に使えるトレンド系テクニカル指標「エンベロープ」についてご説明していきます!

本記事を最後まで読むことで、エンベロープの使い方やスキャルピング手法について学ぶことができます!

本記事で得られる知識
  • エンベロープとはどんなテクニカル指標かわかる
  • エンベロープの設定方法がわかる
  • エンベロープの使い方がわかる
  • エンベロープを使ったスキャルピング手法が知れる

エンベロープとはどんなテクニカル指標?

エンベロープとは、移動平均線から上下に一定の幅を乖離させ、価格が移動平均線からどの程度離れたかを確認するために使う、トレンドフォロー系テクニカル指標です。

価格は移動平均線から極端には遠く離れない」という考え方から作られたテクニカル指標で、上限下限のラインをトレンドの反転のポイントとして売買サインに用いたり、支持・抵抗の目安として用います。

ボリンジャーバンドとよく似た形をしておりますが、エンベロープは「上下のバンド幅が一定」という特徴があり、「値動きの行き過ぎ」を見つけやすい指標になっています。

乖離の目安をどの程度にするのかは、相場によって異なり、一般的に為替相場では25日移動平均線対比で「2~3%」といわれています。

トレード手法やスタイルによって乖離率は異なりますのでこの限りではありません。

エンベロープの注意点としましては、エンベロープは相場に強いトレンドがある場合、上下それぞれのラインに価格が接近・到達しても相場が転換しないことがあります。

例えば、強い上昇トレンドのときはエンベロープの上側のラインにローソク足が張り付いたような状態で上昇が続き、強い下降トレンドの場合はその逆でエンベロープの下側のラインにローソク足が張り付いたような状態で下落が続くといったようなことが起こります。

エンベロープとボリンジャーバンドは何が違う?

エンベロープとボリンジャーバンドの違いは、上下に表示されるバンドの表示方法が違います。

ボリンジャーバンドは、移動平均線を基準に標準偏差で、価格変動に応じてバンドが広がったり、収縮したりするのに対して、エンベロープは、価格変動によるバンドの拡大や収縮がなく、一定の幅で推移します。

そのため、ボリンジャーバンドにはあるバンドウォークが、エンベロープにはなく、バンドウォークによるトレンド発生が確認できないという弱点もあります。

エンベロープをMT4のチャート上に設定してみよう!

MT4上部の「インジケーターリスト」から、「トレンド」にカーソルを当てると、トレンド系インジケーター一覧が表示されます。

開いたトレンド系インジケーターの中から「Envelopes」をクリックしてください。

「Envelopes」をクリックすると、上の画像のような設定画面が表示されます。

パラメーターの入力は、一緒に表示させる移動平均線と揃えるために、期間25で設定しましょう!

入力出来ましたら、「OK」をクリックして設定画面を閉じてください。

設定が完了しましたら、チャート画面上にエンベロープが表示されます。

エンベロープは基本的に移動平均線と一緒に使用するよ!

エンベロープの基本的な使い方は?

エンベロープの基本的な使い方は、エンベロープのバンドに相場が到達したことによる、相場の買われ過ぎと売られ過ぎを判断することができます

反対に価格がエンベロープの上ラインに到達したら、相場は買われすぎであり、反転して下落するだろうと判断できるため、売りサイン。

価格がエンベロープの下のラインに到達したら、相場は売られすぎであり、反転して上昇するだろうと判断できるため、買いサインとなります。

基本的にエンベロープが形成するラインは、サポートラインやレジスタンスラインに置き換えることができ、逆張りの売買判断の目安に活用します

また、これだけの根拠ではトレード根拠として薄いので、RSIやストキャスティクスのようなオシレーター系のインジケーターを一緒に使ったり、相場もトレンド相場ではなくレンジ相場で使うことで精度が上がります。

エンベロープは逆張り手法向き?順張り手法向き?

エンベロープは基本的に逆張り手法向きのテクニカル指標です。

ですので、逆張り手法を行うためのオシレーター系テクニカル指標と相性が良く、スキャルピングなどでよく使われる指標です。

ですが、エンベロープは使い方によっては順張り手法でも使うことができるのです。

エンベロープは順張り手法にも使える!順張りでの使い方

エンベロープの中心に表示させている25日移動平均線の使い方として、移動平均線を上抜けしたら買い、下抜けしたら売りと判断する方法があります。

この移動平均線の上抜け下抜けを応用して、1.5%のエンベロープを表示し、これを上抜いてその上を走るように推移したら順張りで買い、下抜いてエンベロープの下を走るように推移したら売りを仕掛けます。

エンベロープがゆるやかに推移した場合はこの手法の精度は高く、逆に価格が急騰・急落してエンベロープに大きく達した場合はトレンド転換を示唆することもあるので注意が必要です。

エンベロープとRSIを使ったFXスキャルピング手法を公開!

エンベロープとRSIを使ったスキャルピング手法を1つご紹介いたします。

基本的なエントリーを入れる条件は2つあります。

  • エンベロープのバンドにローソク足が到達
  • RSIが30・70のラインに到達

この2つの条件を満たしたら発注をかけます。

FXのスキャルピングの正しいやり方|短期取引で気を付けるポイント5選「スキャルピング」という言葉自体は聞いたことはあるが、具体的にどんなトレード手法なのかわからないという方も多いのではないでしょうか? ...

利益確定と幅損切り幅について

利益確定の決済注文を入れるポイントは、真ん中の移動平均線25を、ローソク足んの実体が抜けた時です。

上のチャート画面で言いますと、白い文字で「TP」と書かれているポイントです。

獲得pipsの目安は、3pips〜6pips程度で利益確定をしていきます。

加藤エル兄
加藤エル兄

エンベロープの偏差によって、獲得pips数を広げる方法もあるけど、はじめは3pips〜6pips目安で利食いができるように慣れていこう!

損切り幅は、だいたい利確幅と1対1となるように設定していきましょう。

利益確定と幅損切り幅についてまとめると、

獲得pipsの目安は3pips〜6pips程度

損切り幅はだいたい利確幅と1:1になるように

以上がエンベロープとRSIを使ったスキャルピング手法になります!

エンベロープを使ったスキャルピング手法の注意点

上記でご説明したスキャルピング手法を実践していく上で、注意点は4つあります。

  • 経済指標発表時はエントリーしない
  • 要人発言や選挙時はエントリーしない
  • 高値安値などの節目をブレイクした場合はエントリーしない
  • マイナーな通貨での取引はしない

では、それぞれの注意点について解説していきます!

注意点①:経済指標発表時はエントリーしない

経済指標発表後の数分間は、価格が急激に動き出します。

指標の内容次第で相場が動くので、テクニカル分析は通用しづらくなってしまいます。

ですので、経済指標発表後はエントリーを見送りましょう。

トレード前には、必ずその日の経済指標のスケジュールを確認することが大切です。

注意点②:要人発言や選挙時はエントリーしない

経済指標と同じく、為替は各国の要人が発言するたびに相場が給湯したい急落したりするため、テクニカル分析が通用しなくなることがあります。

ですので経済指標同様に、要人発言にも十分気をつけてください。

注意点③:高値安値などの節目をブレイクした場合はエントリーしない

チャートの節目のブレイク時は勢いが強くなり、どこまでローソク足が伸びるかわからないため、注意すべきポイントです。

レジスタンスラインやサポートラインをブレイクした時に、エンベロープのバンドを突き抜けてしまった場合は、次のバンドに到達して反転してからポジションを持つか、エントリーを見送るようにしましょう。

注意点④:マイナーな通貨での取引はしない

スキャルピングで取引していく通貨ペアは、ドル円やユーロドルなどの値動きが安定しているメジャーな通貨で取引をしましょう。

マイナーな通貨だと、スプレッド(取引にかかる手数料)が広すぎるため、1回のトレードコストが高くなり、小さな値幅しかとらないスキャルピングでは利益が出しづらいからです。

そのため、なるべくスプレッドの狭いFX会社を選んで、スプレッドの狭いメジャーな通貨で取引するようにしましょう。

エンベロープまとめ

今回はトレンド系テクニカル指標のエンベロープについて解説しました!

加藤エル兄
加藤エル兄

カトエルは理解できたかな?

カトエル
カトエル

うん!エンベロープは逆張りに使えるトレンド系テクニカル指標だったね!

加藤エル兄
加藤エル兄

ちゃんと理解できてるみたいだね!

じゃあ、エンベロープについての内容をまとめるね!

エンベロープまとめ
  • エンベロープとは、価格が移動平均線からどの程度離れたかを確認するために使うトレンド系テクニカル指標
  • エンベロープのバンドに相場が到達したことで相場の買われ過ぎと売られ過ぎを判断できる
  • エンベロープは基本的に逆張り手法向きのテクニカル指標
加藤エル兄
加藤エル兄

ぜひエンベロープをマスターして、スキャルピングで取引していきましょう!